マグロ散ル、水蒸気の朝に。

原発牛乳がマグロとは特に関係の無い話をたまに書きます。

夏が終わってしまう


8月9日、長崎県の小中高校生は毎年登校日です。

夏休みの丁度折り返し地点、このあたりから夏の終わりを感じ始め、外に出ればまだめちゃくちゃ暑いしセミも元気に鳴いているけれど、この暑さも気だるさも2ヶ月と保たないんだな…と思うととてもさみしく思ったものです。


私は夏が好きです。
夏の儚さのようなもの、永遠を約束されない暑さや床に寝そべって見上げる天井や夏だけに許される夜遊び(お祭りとか)が、私の気持ちにいつも穴を開けます。
そこから夏はどんどんこぼれ落ち、気が付けば空っぽ。
玄関を開けた瞬間のむあっとした空気は消え、涼しさを越えた冷たさが肌に刺さる長い冬がやって来ます。

私は極度の寒がりだから夏が好きなのかも知れません。
寒いと不安になるし、冬はさみしい。
大人になって冬の楽しみ方もある程度はわかって来たけれど、それでもいつまでも毎年訪れる冷たく寒い季節には慣れません。

遮光カーテンの隙間から差し込む光で薄暗い部屋の中、体の上に何も掛けずにベッドの上に転がっていても寒くない、不安にならない季節がもうすぐ終わってしまう。
夏はいつも駆け足で、楽し過ぎる思い出ばかりと切なさを置いて跡形もなく去って行く。

毎日こんなに暑いのにまたあの寒い季節がやって来るなんて信じられないね。
私は夏が好きです。

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