マグロ散ル、水蒸気の朝に。

原発牛乳がマグロとは特に関係の無い話をたまに書きます。

死ぬまでファンシー


現在の私しか知らない方に言うと大変驚かれるのですが、私は高校生くらいまでは女の子っぽい格好があまり好きではなく、大体いつもジーパンばかり履いていたし一時期はラッパーのような格好(B系ブームがあった)もしておりました。
メンズサイズのぶかぶかのパーカーに裾を引きずりまくったぶかぶかのジーンズ、足元はナイキエアフォースワンを履くというのが当時の私の中でトレンドでした。

大きいサイズの服というのは体型を隠してくれますが、私のように顔のでかい女が着るとただのデブにしか見えません。
アメリカの雑魚ラッパーのような格好をしていた時期の写真は見るに耐えられず、封印してあります。
18歳の時より30歳の今の方が若く見えるという恐ろしい事態が起きるのであります。


私が現在のようなファンシー路線に行きましたのは25歳を過ぎてからです。
そう、アーバンギャルドと出会ってからですね。
アーバンのファンの女の子は当時今よりももっと個性の際立った子が多く、もろバンギャ!というお姉さんやロリィタちゃんが多かった気がします。
そんな彼女たちに影響されて私が初めてロリィタのお洋服を着たのは27歳の時でした。
遅過ぎる春です。

コテコテのロリィタ服を纏っていたのはほんの一時期ですが、一度イノセントワールドのテディベアのついたJSKを着て出勤したら上司の方に
「これからお茶会ですか?」
と言われたことがあります。
服装自由な職場なので今でもMILKやジェーンマープルなどのお洋服を日常的に着て出勤するのですが、この時ばかりは上司も突っ込みを入れずにはいられなかったのでしょう。
その後
「いえ、真っ直ぐ帰ります」
と早足で退勤した記憶だけが残りました。
それ以降コテコテのロリィタ服を着て出勤したことはありません。

今は手持ちの服の大半がMILKになり(夏と冬のセールでまとめ買いをするのです…)、持っていたロリィタ服も大体は売ってしまいましたが、未だにファンシー趣味は変わっておりません。
かわいいものが好き、と言うと、それを好きな自分が好きなんやろ…という突っ込みが入る世知辛い世の中ですが(私もその内容で本を作ったことがあります)、30歳を超えた今では純粋に

あ〜〜〜〜かわええ〜〜〜〜〜〜!!

と悶絶します。
18歳の私は30歳の私がマイメロカフェやキキララカフェに行くなんて想像もしなかったでしょう。
当時忌み嫌っていたサンリオも今では大好きです。
因みに一番好きなキャラクターはキキララです。
顔が平坦で親近感を覚えるから…


今日は丸栄で行われているリカちゃんキャッスルの催事に彼氏と出掛けたのですが、リカちゃんに会えるということで2割増しくらいのファンシーさを纏った格好で出掛けました。
私は保育園に通っていた頃から小学生に掛けてリカちゃんやジェニーちゃんを100体以上所持していたこともあり、人形というものが好きなのです。
現在は40cm弱の球体関節人形を一体所持しておりますが、本当はもっとたくさんの人形たちに囲まれて生活をしたいというのが本音であります。
なので今日は本当に嬉しくてウキウキしながら参りました。

しかし彼氏との待ち合わせ場所に向かう途中でふと我に返り、来月31になる女がこんなファンシーな格好をしていて許されるのか…という疑念が頭をよぎりました。
一度始まると止まらないのが思考というものです。
帰宅していつものような真っ黒な格好になりたいという暗い気持ちで彼氏と対面し、何だか申し訳ない気持ちにもなりました。
こんな女と歩かせてしまってすまない…と。
ところが彼氏は私の着ていた服を見て
「パンいいじゃん。最近パン好きだね」
と言ってくれました。
それは、その直前にちょっとした気持ちの行き違いで私がぶち切れる事件が起こり、そのフォローのために発した言葉なのかなと思いましたが、私の行動に関して色々と口出しをすることはあっても服装に関しては一切何も言われたことがなかったことを思い出して、その言葉は素直に受け取ることにしました。
彼氏は顔もスタイルも良く服装もおしゃれな人です。
その人がそう言ってくれるならまあいいかな、と思って(言わないだけで心の中では思うところがあるのかも知れませんが)今日は一日ファンシーに過ごしました。


f:id:magurochiru:20150821223359j:plain

リカちゃんとわたし。

f:id:magurochiru:20150821223421j:plain

今日着ていたエミリーテンプルキュートのJSKとMILKのカットソー。

f:id:magurochiru:20150821224348j:plain

今日作ったオリジナルリカちゃん(命名 のぞみ)。
素足で靴を履いちゃうワイルドな女の子。
趣味は絵を描くことと飼い犬のバッキーの散歩。
好きな音楽は平沢進筋肉少女帯とシド。
将来の夢は文房具のデザイナー。


年相応の格好をする、というのは大切なことだと思いますが、もし許される環境であれば自分の一番好きな格好で毎日を過ごしたいと私は思います。
私は凝り性のくせにたまに我に返って飽きるので、今のファンシー路線もいつ路線変更するかわかりませんが、今の気持ちは

死ぬまでファンシー!!!

というところです。
猫と人形とかわいいものに囲まれて死ねたらそれが一番幸せです。


おわり