マグロ散ル、水蒸気の朝に。

原発牛乳がマグロとは特に関係の無い話をたまに書きます。

終電を(わざと)なくして


「終電行っちゃったよ? いいの?」
「いいんだ、今日は歩きたいんだ」
「家まで歩くの?」
「そのつもりだけど……」
「君の家浜松じゃん、夜が明けるよ」
「まあ、それならそれで……」
「しかも雪降るって言ってたよ? 凍死するよ?」
「……死ぬのはやだな……」
「じゃあうち来る?」
「えっ」
「って言いたいところなんだけど、うち去年火事で燃えて家がなくて、今家の跡地にテント張って生活してるの。くそ寒いよ」
「まじか、わかった、ほらあそこにホテルがある」

燦々と輝く『HOTEL GOLF』の看板

「あそこでゴルフが出来るの!?」
「いや、ゴルフは多分出来ないけど、玉とクラブはあるかも知れない……(股間に)」
「ゴルフ興味ないや」
「あっ」

眼前に現れる少し寂れた『HOTEL ティファニー

「ここ泊まるとティファニーのアクセサリーもらえる?」
「もらえないと思うよ」
「何で?」
「多分そのティファニーとは関係ないから……」
「一縷の望みをかけてみてもいい?」
「いいよ(無理だろうが)」
「ていうかHOTEL ティファニー満室じゃん。みんなやっぱりティファニーに群がってんだよ」
「いや土曜のこの時間帯だからね? それは仕方ないよ……」
「うーーーーーん、まあ歩くか、うち大府だから途中までは付き合ってあげるよ」
「ありがとう、……手つないでいい?」
「手冷たいからヤダ」
「ごめん……」



あわよくばと考える男の子と、そんなつもりは全くない女の子(多分処女)。
若い二人のやり取りがなぜか昨夜寝る前のメモに書かれておりました。
そして私は電気を点けたまま寝落ちしていました。
久しぶりにマイスリーを飲んだ夜でした。
もっと面白いこと書いたと思ったんだけどな〜

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※若干修正してあります。


今日はまりなっちと久しぶりに大須に行くぜ!