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マグロ散ル、水蒸気の朝に。

原発牛乳がマグロとは特に関係の無い話をたまに書きます。

背徳も灰と雲


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猫カフェには一度しか行ったことがないけれど、猫カフェからの帰宅後、なのちゃん(うちの猫4歳メス)が執拗に私のにおいを嗅ぎ何度も確認するようにこちらを見てたまに低く鳴いたりしているのを見て、キャバクラに行ったあとの既婚男性の気持ちってこんな感じかな、と想像した。
後ろめたい気持ちから途端に撫で回したくなり、いつも以上に構いに行ってはみたものの、
「そんなことよりあんたこのにおいは何なのよ」
と言わんばかりのにおいチェック。
気を逸らそうとかつおぶしなどをちらつかせて見たならば、そちらに気が回り過ぎて私のにおいなどどうでも良くなってしまった時の言いようのない虚無感。

きっと後ろめたさというものは人を間違った方向に優しくさせる。
それは実質優しさなどではなく、自己を正当化するための言い訳じみた押し付けである。
猫カフェから帰って来た同居人のにおいを嗅いだ時のなのちゃんの気持ちを考えるとどうしても切なくなって、それ以降猫カフェというものに行けなくなってしまった。
娘が「猫カフェに行ってみたい」と言って来ても、「うちに猫おるやん」と冷酷な返事をしている。

しかし春休みに娘と出掛ける旅行先で、猫カフェに行くという予定を組み込んでしまった。
場所は倉敷、何かのまとめサイトで読んだ、ベンガルという豹柄の猫ばかりがいる猫カフェにちょっと行きたくなってしまったのだ。
近くにフクロウカフェもあるらしいし、旅先だしたまには…
という気持ちは、普段は風俗やキャバクラなどに行かないけれど出張先ではつい足が向いてしまう、というこれまた既婚男性の気持ちに近いだろう。
泊まりの出張であれば、ビジネスホテルのシャワーで痕跡を完全に消してしまえるし、自宅から遠いので再び足を運ぼうという気持ちにもなかなかならない。
せいぜいまた同じ場所に出張で来た時に行こうかな〜くらいの気持ちであろう。
そしてその気持ちは日常に忙殺されてしまい、運良く思い出して次に行った時には違う店に変わってしまっていたり、はたまた更地になっていたりするのだ。
旅の恥はかき捨て、とも言うし、旅先では普段より気持ちが大きくなってしまいがちである。
なのちゃんの気持ちを想像しつつ他の猫に触れるという背徳感に耐えられるのか、乞うご期待。


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眠みのピークが過ぎてしまい、眠れなくなってしまったので飯テロをしておこう。
さわやかのハンバーグ美味しかったな〜〜
感謝祭の最中で、いつものお値段にドリンクとスープとパンかごはんがついてきた。
私は迷わずパンを選び、ハンバーグを全て食べ終わってからパンに手を伸ばす。
私にとってパンは主食ではなくデザートである。
ハンバーグは単独で味わい満足したあと、デザートのパンで最高レベルの気持ちに達する。

さわやかではパンを注文している人をあまり見ない。
皆ハンバーグと共に白米を口にしている。
きっとそれはそれで美味しいのだろうが、炭水化物と肉を共に食べるという行為は私にとって背徳感を生む。
焼肉に行っても米は注文しない。
ひたすら肉だけを食べる。
そもそも米自体あまり好きではないのかも知れない。
週に一度食べるか食べないか。

でもたまに無性に食べたくなって、今一番食べたいものはおじやだ。
だしのきいた汁に椎茸と人参と大根を入れて、火が通ったら白米を投入、その上からぶっかける溶き卵の妖艶さ、最後にのせる三つ葉(ネギでもいい)の美しさ。
おじやという食べ物はパーフェクトである。
明日(日曜日)は断食する気満々だったけれど、今の私の頭の中はおじやでいっぱいになってしまった。
おじやを作ろう。雑炊でもいい。
おじやと雑炊の違いがわからない。
「おじや」「雑炊」どちらの言葉も土臭い、土間のある古い日本家屋のかほりがする。

いつものことだがまとまらなくなってきた。
今日は飲んでますよ!(マのつくお薬)


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これだけ書いておいてアレなのだが、さわやかに行ったのは掛川花鳥園に8ヶ月ぶりに行ったついでであった。
掛川インターを降りてすぐ、掛川花鳥園に行く道すがらにさわやかがあるのでつい入ってしまうのだ。
8ヶ月ぶりの掛川花鳥園はひどい雨に見舞われていた。
そういえば前回来た時も梅雨の真っ最中で雨が降っていたな、と思い出す。
入口の前の喫煙所で煙草をふかす彼氏の姿を見て、これ前も同じ景色を見たな…と思う。

8ヶ月前に来たのは交際1年の記念の時であった。
今はもう2年までのカウントダウンをする方が早い。
短冊に書いた「○○ちゃん(彼氏の名)とまた掛川花鳥園に来れますように」という願いは早くも叶ってしまった。
織姫か彦星か知らないが、仕事が早過ぎて一緒に働きたいとさえ思う。
私は仕事をいかに効率良く合理的にこなし、やんわりと周りの人をその流れに巻き込んで行く人を「仕事が出来る人」として尊敬する。
そして私も巻き込みたいと思っている。
なかなか難しいけれど。

8ヶ月ぶりの花鳥園はなんと工事中で、インコたちと触れ合える一番広いゾーンに入れなくなっていた。
以前そこに行った際には、常時3〜4羽のインコをはじめとする鳥たちが私の周りに群がっていたものだ。
まさに鳥キャバクラ…
生物としての種類が違うので、猫カフェはアウトだけれど花鳥園はセーフということにしている(なんと勝手な人間ルール)。

私は鳥が大好きだけど彼氏はそこまで興味はなくて、バードショーの時に本気で寝かけていたレベルである。
しかし花は大好きで、私はそこまで花に興味はない。
花より木が好きだし、何なら草とかの方がシンプルで良いと思っている。
そんな2人の嗜好が合致する場所、それが掛川花鳥園なのであった。

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それでも見ていれば何となく親しみのようなものは湧いて来て、最終的に私はリトープスという小さな多肉植物をお持ち帰りしていた。
脳みそのような形をしている、と表向きでは散々言ったけれど、私にはどうしてもこれが男性器の先の割れ目にしか見えない。
しかもこいつ、時期が来たら脱皮して花を咲かせるらしい。
なんという慾望の華…!(廃墟文藝部の作品で似た感じのがある)
思わず「これください」と言っていた。
慾望の華おひとつ250円であった。
意外とお手頃価格。

帰りは浜名湖のSAで牛タン串とあらびきフランクを半分こして食べた。
その前に私はフクロウロールケーキという、ただのロールケーキに豆などでフクロウの顔に仕立てたロールケーキを食していたのだが、甘いものを食べれば塩の味を欲するのが人間というものである。

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彼氏はフクロウビールを飲んで揚げもちを食べていた。
ロールケーキは甘さ控え目で抹茶の味がしっかりあり、美味しかった。
他にもミルクとチョコがあったよ。


帰りの車の中で話したこととか、なんかこの人がやっぱり愛しいな〜と思ったことがあったんだけど、マイスリーがぐるぐる回り始めた頭ではもう思い出せない…
なんか庄内川の桜並木が減ったことで彼氏が国土交通相に対して怒りをヒートアップさせていて、何を言っても噛みまくる状態になり
「まあちょっと落ち着きなさいよ」
と宥めた記憶はある。
そういうやり取りが結構好きで、いつまでも覚えていたいと思うのだ。
そういうやり取りの積み重ねで、恋人同士という容れ物の色がどんどん変わって深みを増していく。
ひとつの色(やりとり)が他の色に埋もれてみえなくなってしまっても、その中にそれがあってどういう流れでそうなったのか、その会話が生まれたのかを覚えていたい。

今こんな状態だから書くけど、私の彼氏はめちゃくちゃシャイでお調子者でいつもCMの替え歌(下ネタ寄り)を考えて披露してくれるような人です。
そんな人とゲラゲラ笑って色んなところに行って色んな景色を見て、たくさん美味しいものを食べられるということ以上の幸せってあるのかなあと思います。
そりゃあ娘が成長したとか、自分で作った本が完売したとか、そういう類の幸せももちろんあるけれど、自分と全く異なる環境で生まれて生きて来た人と何億分の一という確率で出会い、恋をして時間を共有して笑っていられること、すげえや!と思います。

それが「運命」とかいうやつだった気がするな〜
進研ゼミに書いてあったような気がするな〜
先生がテスト前に「ここ出るぞ」って言ってた気がするな〜

だいすきだよ。
へへへ。

眠みが再度襲って来たので今日はここまで!
おやすみ〜